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事務局員の独り言 銃の所持に向けて(18)

ニワトリとタマゴ (2019/5/27)

上下二連式散弾銃の分解・組み立て(2)



さて、銃の所持に向けて(12)で

「上下二連式散弾銃の分解・組み立て」

について説明しました。

でも、よくよく見ると「組み立て」は

説明しましたが、「分解」の

説明をしていませんでした。

分解する前に、組み立てとは、失礼しました。

順序が逆ですね。

これでは、散弾銃の構造や仕組みの説明も不十分ですね。

所持許可証を持っているかたは当たり前の話ですが、

所持前のかたは銃に触れるわけもなく。

模擬銃で練習しましょう。

なければ、イメージトレーニングで。


「分解」が先か「組み立て」が先か。

まずは、「分解」から始めますか。

その前に、人の方向に銃口を向けていないか

矢先の確認をしてから、

続いて「開閉レバー」を操作して薬室をのぞき込み、

「銃口内実包無し異物無し」の点検を行いましょう。

銃を立てて持ち、「銃身」、「先台」、「開閉レバー」、

「安全子(安全装置)」、「銃床」の順に

声出しして異常なしの確認をします。

狩猟免許試験では重要な採点項目です。


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「分解」では、上下二連元折れ式や

水平二連元折れ式散弾銃は、

射撃時に銃を支える先台を外すところから始めます。


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先台の下側に金属のレバーが

埋め込まれています。

レバーには様々な形状があります。


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先端に押しボタンのついたレバーもあります。


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レバーのロックを外すと、先台の前側が外れます。


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後ろ側は機関部の前側に差し込んであります。

順番に外して、先台を取り外します。


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レバーを触っているときに、銃口が

人の方向に向かないように注意してください。

本当にいるんです、自分の手の

先しか見ていない人が。

ましてや、銃口内を確認せずに

銃を振り回したら、

友だち亡くし、違った、無くしちゃいますよ。


さて、次は、銃身と機関部・銃床です。

銃の機関部を上から見ると、

開閉レバーがあります。


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このレバーをずらすと、銃身と機関部・銃床の

ロックが外れ、「元折れ」状態になります。


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銃身と機関部・銃床をつないでいるフックを外すと・・・。


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銃身と機関部・銃床が外れ、

先台とともに、分解ができました。


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さて次に・・・。

いえいえ、ここから先は

ガンスミスにお任せしましょう。

素人が手を出すと、思わぬ怪我をしますよ。

え? どうしてもこの先を見たい?

チャレンジャーですね。壊したら、

整備不良で当該免許失効ですよ。

では、この続きは、次回、「コロナとカローラ」

(単身式散弾銃の分解・組み立て)で

お話ししましょう。



(この銃は実銃です。正規の所持許可のもとで操作しています。)

(壊していないので、免許は失効していません、エヘン! )

(所持許可前の人は模擬銃を借りて練習してくださいね。)




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