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事務局員の独り言 銃の所持に向けて(14)

ハンカチ王子 (2018/1/1)

(射撃場デビューに向けた準備について)


さて、そろそろ射撃場で射撃デビューといきましょうか。

そのためには、まず格好を整えないと。

え? 道具から入るのか?

いや、やはり、その、格好は大切じゃないですか・・・。

気分は、シューター、なんちゃって。

まずは、なんといっても、お約束のタオルですよね。


photo1


いや、実際の話、最初は驚きましたよ、なんだ、アレ!?

でも、みんな、つけてるし、なんかの合図か、お守りか・・・。

実は、このタオルには重要な意味があるんです。

実際には、使ってるところを見たことはないんですが・・・。

クレー射撃のトラップ競技は、意外と

早いサイクルで競技が進んでいきます。

頬付けした銃床についた汗を拭き取るなどの

役目をするのがこのタオル。

ポケットからハンカチを出して拭くような

ハンカチ王子のまねをしている時間はありません。

このために、射撃ベストからタオルを垂らしておきます。


photo2


さて、お次は、イヤマフ、イヤプロテクター、耳栓です。

射撃教習の項でも書きましたが、

これは単なる格好ではなく必須です。

ただの耳栓から、物理的に射撃音のみを減衰させるもの、

電気的に射撃音のみを減衰させるものの人の話し声は

明瞭に聴けるものなど様々な種類があります。


photo3


その次は射撃用のサングラスですね。

ゴーグルといいますか、メガネというか。

これもお約束ですよね。

だんだん、シューターらしくなってきましたね。


photo4


これは、いわゆるサングラスの役目もありますが、

クレー標的を見やすくする役目もありますし、

なんといっても裸眼での射撃は

危険だということがあります。

スキート射撃では、1番、7番、8番の射座で

標的に的中した場合にクレーの破片が

射手の方向に飛んでくることもあります。

裸眼を保護するためにも、

メガネっ子以外は必須ですよ。

実際、クレーの破片が顔面に飛んできて、

サングラスとイヤマフで顔面を守った人もいます。

ただ、その人はその破片を

サングラスとイヤマフの間の頬で受けて

切り傷をつくってましたが。

こうなりゃ、ストームトルーパーになるしかないか・・・。

さて、顔面を守るためにはキャップも必要ですね。

サングラスの代わりにもなるし、頭も保護できます。


photo5


帽子なら、何でもいいか?

さすがに、ストームトルーパーは蒸れそうですし、

それに、やはり、ブランドってあるじゃないですか。

クレー射撃場で、ホイットとか、ヨネックスとかは、

やはり、場違いですよね?

格好はそれなりに大事かと・・・。

シューズプロテクターも他のスポーツでは

見ない小物ですね。


photo6


なにこれ?と思う方もいるかもしれませんが、

これは便利です。

どうやって使うか?

こうやってです。


photo7


射撃の順番待ちをしているときに銃口を

このプロテクターに乗せておくととても楽です。

射座に、ゴム製の薄い板がおいてあるところもあり、

これも銃休めに使えます。

靴に直接、銃口を乗せると、銃口の跡が

靴についてしまいますので注意しましょう。

また、コンクリート面や地面に銃口を

おくことはおすすめできません。

銃口を痛めたり、銃口内に

異物が入り込んだりします。

銃口に異物が入ったまま、銃口内の点検をせずに

実包装填して発砲したらどうなるか。

銃身が破裂します。

銃も壊れますし、大怪我の元です。

冬の狩猟で銃口に雪がつまり、

雪の除去が不完全だったため、

銃身が破裂した事故もあります。

銃口はやさしく保護して、

「銃口内実包無し異物無し」の掛け声を忘れずに。



さて、次回は「私の彼は左きき」

(銃の左右について)

をお送りします。


(この話はフィクションです。札クレ事務局員は銃身を破裂させたことはありません、クレーの破片の顔面パンチも受けていません、キッパリ!あっ、事務局員以外もモデルはいますよ。)


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