1. ホーム_____
  2. 独り言 目次_____
  3. 独り言 1



事務局員の独り言 銃の所持に向けて 

(1) 実弾と実包 2015/11/23

(銃所持の手続きについて) 2015/11/23

 

皆さん、クレー射撃を始めませんか?

クレー射撃には散弾銃の所持許可が必要です。

クレー射撃でなく銃による狩猟をしたいというかたもいるでしょう。

でも、皆さん、最初の所持許可申請にも、

3年ごとの更新にも、クレー射撃は必要になります。

銃の所持には、「猟銃・空気銃所持許可証」が必要になります。

(写真 許可証表紙)

許可証

銃の所持のためには、都道府県の公安委員会に「初心者講習会」を

受講するための申請が必要です。

都道府県警察のホームページで講習日程を確認した上で、

居住地の警察署の生活安全課の窓口にあなた本人が申請書を提出します。

書類審査が通れば数日後に連絡がきて、同窓口で講習会資料を受け取ります。

指定された日付の講習会当日の9時から5時までの

講習会の最後には合否試験があります。

50問択一試験において9割正解で講習合格になります。(2015/6/1現在) 

事前の予習は必要です。

合格すれば、「講習修了証明書」を発行してもらえます。

(写真 講習修了証明書)

講習修了証明書

次は実技試験の射撃教習になります。

しかし、ここで最初の身上調査と精神判定診断があります。

日本では、身分証明書を見せれば銃が購入できるどこかの国と違って、

安全な国と言われる所以です。

一ヶ月以上に及ぶ警察の審査に通れば、射撃教習を受講できます。

次は、教習資格認定の申請です。(写真 教習資格認定申請書)

教習資格認定申請書

近隣のクレー射撃場に射撃教習の日程を

確認し、予約をしておきましょう。

審査に通れば、教習資格認定証が届きます。

(写真 教習資格認定証)

教習資格認定証

また、このときに教習で使用する実包購入の

ための申請も必要です。

(写真 猟銃用火薬類等譲受許可申請書)

猟銃用火薬類等譲受許可申請書

そして、猟銃用火薬類等譲受許可証が発行されます。

ようやく実包が購入できます。

(写真 猟銃用火薬類等譲受許可証)

猟銃用火薬類等譲受許可証

さて、ここに来るまで約三ヶ月。ようやく、弾が購入できます。

「猟銃用火薬類等譲受許可証」には、

「12番径」「実包」の記載があります。

射撃場からは、「12番のナナハンを75発用意してくださいね。」

または、「12番の9号を・・・」などと言われます。

さて、知らない言葉ばかりが出てきました。

「譲受(ゆずりうけ)」、「譲渡(ゆずりわたし)」、

「実包(じっぽう)」、「12番」って何? 「ナナハン」? 

自動二輪じゃありません。

弾をさす「実包」は石偏無しの「包」が正解。行

為をさす礼砲、祝砲のように、「砲」は使いません。

実弾とは言いません。実弾を使うのは、抗争、選挙の時だけですね。

12番、ナナハン、9号・・・。初心者の知らないこの言葉の意味については、

次回、ご紹介しましょう。物理と幾何学の講義付きになります。

(注) この記事は過去の実際の申請に基づいて記述しています。

今後の申請に当たっては、道内の場合は、

北海道警察ホームページをご確認願います。

場所は、北海道警察ホームページ→申請・手続き→

申請用紙のダウンロード→保安課関係→銃砲・火薬類関係、

となります。

このページのトップに戻る

事務局員の独り言 目次ページに戻る

トップページに戻る


inserted by FC2 system